2019年の干支が負傷
姫路では有名なぼうしや薬局。この画像は姫路駅近くのみゆき通りにある現在のぼうしや薬局店頭のいのしし親子達。僕の子供の頃の記憶では、ケガなどしていなかったはずなのだが・・・。
張り紙の内容にある通り、誰かにイタズラされてしまったのだろうか。来年は亥年であるのになんとも痛々しい。しかし、薬局店の店頭に鎮座しているのが幸いしたのか手当はしてもらえている様子。とにかく安心した。
ぼうしや薬局の由来
この店の前は、物心がついた頃から何度も通っている。いのししの置物も当時からあったと記憶しているが、何せ当たり前のようにこの前を幾度となく歩いており、違和感さえ感じなくなってしまっていた。
しかし、こうして画像を撮って改めて見てみるとぼうしや薬局といのししの由来と書いてあるではないか。気になってしまったので、さっそく調べてみることにする。
ぼうしや薬局の店名の由来
もともと「ぼうしや」さんは、花嫁さんがかぶる綿帽子をつくっていたらしい。しかも創業が元禄以前。こんなに古い歴史があったとは地元民のくせに今日まで知らなかった。
いのししの由来
江戸時代の当主が当時の播磨地方に広がった疫病を治そうと、山の中に薬草を採りに入ったときに猪に追われ崖から落ちてしまったそう。なんとその崖の下で薬草を発見し、薬として売りに出したのが始まり。
「ぼうしや」の「薬屋」でぼうしや薬局だったとは。そのまんまの分かりやすいネーミングで良い。
亥年による宣伝効果抜群で収益アップ?
来年が亥年なだけに、店頭のいのしし効果もかなりアップするのではなかろうか。僕でさえ、歩いていた際に来年の干支だ!ということに気が付いて人目もはばからず撮影してしまった程だ。
しかし、残念ながら体が丈夫で体調もすこぶるよろしい為、薬局にお世話になる必要がなく売り上げに貢献ができなかった。(忘年会、新年会で姫路に出る機会があれば悪酔い対策のドリンクでも購入しようと思う)
姫路にお越しの際は、此処のいのししを探してもらいたい。姫路駅をでてお城に向かってみゆき通りを歩いていると貴方を迎えてくれるだろう。