号外!たけしブログ

僕のその日の気分を文章にする感じです(*‘∀‘)

恵方巻と食品ロス

恵方巻

今週のお題「わたしの節分」。近所のスーパーにて恵方巻を購入し食べて終了してしまった。日曜の昼ご飯を手抜きして楽ができたという感じだ。もう良い年なので、豆まきもせず。こんな感じでは福が来そうにもない。

 

子供の頃は年の数だけ豆を食べたりしたもので、美味しいものではないのに気が付けば年の数以上を食べてしまっていた思い出がある。もちろん、豆をまくこともなくなって久しい。

 

もっと幼い頃には、鬼の面を作って豆まきを楽しんだ懐かしい記憶が残っている。

 

ただ、現代ではそんな節分の恵方巻が問題になっている。豆はまだ日持ちがするだろうが、恵方巻はそうもいかない。

 

 

恵方巻の食品ロスが問題に

確かに恵方巻を節分に食べると良い感じがする。だが、節分以外の日に恵方巻を買うだろうか。中には買う人も居るだろうが、極少数になると思う。

 

もちろんそんな事は販売側も百も承知。節分が終われば棚落ちしてしまう。

 

もったいない話だが、廃棄してしまうのだ。

 

 

姫路のスーパーの決断が高評価を得る

姫路のスーパーマーケットの「ヤマダストアー」が昨年度からこの恵方巻の食品ロスに対して企業として取り組んだことが評価され、各メディアで報道されている。

 

それは、店頭で売り切れる可能性があっても前年比実績で製造量を決定するというシンプルなこと。しかし、非常に分かりやすいではないか。昨年売れた量しか売りませんから、売り切れ御免といっているのだ。

 

一般的に小売業界は欠品をしないように生産、発注をしていくのが常識。機会損失という経済用語をご存知の方も多いと思う。そして、企業としては販売目標の数字を出す際に前年を上回る数字を出すのが当然のことと考えられる。

 

これでは食品ロスが増えて当たり前。子供でも分かることなのだが、大人の事情というやつは面倒くさい。これを会社としてやり遂げたヤマダストアーが素晴らしいと思い、一気に好きになってしまった。

 

www.yamada-store.com

 

 

食品ロスをなくす為には少し意識を変える

企業の利益追求もさることながら、消費者も商品がいつでも並んでいるのが当たり前と考えてしまっているのがいけない。いつでもあるという状態は確かに便利。しかし、この飽食の時代にそれは行き過ぎているのだ。

 

幼い頃に食べ物を残すと叱られた経験がないだろうか。我が国でもついこないだまで食糧難の時代があったのに、すっかり忘れてしまいつつある。またその時代を生きてきた世代も減りつつある。

 

今はまだ食べる物を海外から買える豊な国だといえる。しかし、いつまでも続く保証はどこにもない。

 

さてさて、この一連の恵方巻の流れから食品ロスに対しての取り組みが進めば福が笑ってくれそうなのだが・・・。今の所、鬼が笑ってそうな感じがする。